御嶽で今季滑り納め

残雪もいよいよ残り少なくなり山スキーができる所も限られた所になってきまして遠方への遠征は辛いところですが、その中でも関西から比較的近場の、御岳ロープウェイを使って標高2150mまで上がり御嶽剣ヶ峰を往復するというお手軽バックカントリーコースへ今季滑り納めに行ってきました。
場 所 御嶽剣ヶ峰(3063.4m)
日 時 2010年5月15日(土)
コース 御岳ロープウェイ終点から御嶽剣ヶ峰往復
メンバー oba(単独)
天 気 快晴

5/15
行動時間
09:15 ロープウェイ終点    12:10〜12:46 剣ヶ峰頂上    13:32 ロープウェイ終点

御岳ロープウェイの駐車場はスキー場の営業もGWで終了で車や人も閑散、それでもスキーを積んだ車がチラホラ見られます。のんびり準備して9時始発の一番のロープウェイに乗込んでいざ出発。スキー場トップからすぐにシール登高可能で樹林帯を抜ければ久しぶりに見る御嶽の頂上山群が目に飛込んできて気分が高揚してきます。今日は朝から快晴、風もほとんどなく絶好の山スキー日和で、日に照らされて適度に緩んだ雪にシールもよく効き本当にいい気分です。

今日は単独なので、いつもの若い元気者達のハイペースに引張られてオーバーペースでヘロヘロになってしまう、ということもなくマイペースで登ることを心がけ、それでもなかなかの快調ペースで登ることができ、スキー場トップから全てシール登高で所要時間3時間弱で剣ヶ峰登頂と相成りました。

無風快晴の頂上でのんびり休憩の後はいよいよ本日のお楽しみです。剣ヶ峰から大斜面に飛び出せば、雪は絶好のザラメ雪で思わず歓声を上げてしまいます。一気に下まで滑ってしまうのはあまりにもったいないので適度に休憩を入れながら今季最終の滑りをじっくり噛みしめながら味わわせていただきました。最終戦でこんな今季最高のザラメ雪に当るとは、ウ〜ン満足!!

GPSトラック(クリックで拡大表示)

ロープウェイ乗り場から剣ヶ峰が見えます


スキー場トップからシール登高で樹林帯を登ります

樹林帯を抜けると前方に御嶽頂上山群が見えてきます


右手に見える三角錐のカッコイイ山は継子岳

遠くに乗鞍岳、その向こうに穂高の山々が見えます


頂上稜線からの斜面が見えてきました、どこを滑ろうかなあ

石室山荘への急斜面を見上げます
ここらあたりが本コースで一番傾斜がきついところです


急斜面を登るスキーヤー

急斜面を登り頂上稜線に出ました、剣ヶ峰が見えます


雪面に鎮座して登山者を見守る仏様

剣ヶ峰頂上はもうすぐです


お昼少し過ぎに御嶽剣ヶ峰に登頂です

頂上は大勢の登山者で賑わっています


継母岳の向こうに見える白い山は白山です

乗鞍岳、北アルプス方面には少し雲が出てきました


頂上稜線から落ち込む急斜面に飛び込みます

最高のザラメ雪の大斜面が延々と続きます


だいぶ高度を下げましたがまだまだ絶好斜面が続きます

滑ってきた斜面を振り返ります、どこもシュプールで一杯です


そろそろ御嶽頂上山群ともお別れです

樹林帯を流して滑ってロープウェイ乗り場へ無事帰ってきました

今季最高のザラメ雪の余韻に浸りながら下りのロープウェイで駐車場に戻り、片付けの後は木曽温泉ホテルでお風呂をいただき木曽路のんびりドライブで帰路につき、無事今季最終戦を大満足で気持よく終えることができました。年々体力との相談になってきましたが、来シーズンもまた山スキーを楽しむことができるようせいぜいトレーニングに励まなくてはいけませんね。皆様またよろしくお付合いの程お願いいたします。


END