先週の連休に予定していたのを延期していた和歌山県縦断の自転車ロングツーリングにこの暑い最中行ってきました。今回の目的は、とりあえず熊野本宮大社にお参りすることと、本州最南端潮岬から太平洋の海を望むことです。しかしこの猛暑の中、予想通りかなり過酷なツーリングとなりました。
この猛暑の中朝のうちに距離を稼ぎたいのでまだ夜が明けきらないうちに出発。先週に続いて黒沢の峠を越え、R424〜道の駅「水の郷日高川龍游」までは先日走った道。県道龍神中辺路線に入り水上栃谷の長いトンネルを通過。R371、R311と分岐する三叉路を左折、R311に入れば世界遺産熊野古道の看板があちこちに見られる中辺路町。ここらあたりから日も相当高くなり、それほど傾斜はきつくはないが延々と続く長い登り坂に苦しいペダリングが続く。 かなり登った所にある道の駅「熊野古道中辺路」でちょうどお昼前だったので昼食休憩。世界遺産熊野古道巡りの観光バスで訪れる大勢の人で賑わっていた。ここから少し下るが、その後まだまだ続く登り坂にお昼過ぎの暑さも加わりかなりバテ気味。もう勘弁してくれ〜と思う頃にやっと小広峠を越えれば、これまでとは一転快適な下りになりすぐに本宮。今回の目的の一つ熊野本宮大社に寄りお参りがてら長い休憩。 この後新宮を経て勝浦までの道のりが長かった。車も多くなり、ジリジリと照りつける日差しが疲れを倍増さす。勝浦に着いた時は消耗しきってもうヘロヘロ。やはりこの暑さで相当参った。こんな調子で明日は大丈夫か？でもやはり勝浦はマグロの本場。夕食に食べたマグロづくし定食＋生ビールには、う〜ん大満足！！
朝から日差しが暑い。勝浦漁港に寄ってからR42に入るが、R42は車が多くアップダウンの連続でかなり走りにくい。30〜40m程登ってはトンネルを通過、ダーッと下って海岸線の道に出る、これの繰り返しでいい加減いやになる。海岸沿いに出たところの景色はさすが南紀の海、紀北の海の景観とはやはり全然違う。 古座川の橋を渡り、橋杭岩の奇景を見て串本の町に入り潮岬の看板を見て左折、すぐに紀伊大島へ渡る橋を見送り坂をしばらく登ると今回のもう一つの目的地、本州最南端潮岬に到着。ここで写真を撮ったり水分補給をしたりで長い休憩。潮岬を後にしてR42に戻るといよいよ日差しがきつくなり暑くてたまらなくなってきた。それにまたもや、登って、トンネル、ダーッと下っての繰り返し。ペダルを漕ぐのも力が入らずかなりのペースダウン。 周参見の手前あたりで、この暑さでは体力、気力もそろそろ限界。予定では田辺あたりまで行きたかったがあっさりリタイヤに決定。周参見の二つ手前のJR江住というローカル駅から輪行で帰ることにする。別に急ぐ旅ではないので各駅停車でのんびりJR和歌山まで帰り、JR和歌山から自走で夕方頃に自宅に無事帰還。今日のR42のアップダウンの繰り返しとこの暑さにはさすがに参った。
今回の自転車ロングツーリングのコースは、やはり真夏の時期には少々過酷過ぎなようですね。もう少し涼しい季節の頃の方がもっと色々と楽しめたと思います。でもとりあえずの目的は達したし、勝浦の旨いマグロ料理も食べられたし、まあまあ満足、ということで。 ＥＮＤ |
