やっぱりパウダー、御前岳前衛

またまた何とかのひとつ覚えで29日に御前岳前衛へ行ってきました。我ながら毎年同じ所ばかりに行ってよく飽きないものだと思います。いやほんま。今回もこれ以上ない好天とまずまずのパウダーで大満足!先週22日これまた飽きもせずに行った今冬2回目の日照岳の最悪の雪で散々な目にあった憂さをキレイにはらしてスッキリ気分爽快!
山 名 御前岳前衛
場 所 岐阜県北部(白山東方 白川村)
日 時 2006年1月29日(日)
コース 白弓スキー場→尾根上1300m付近→1700m野々俣谷源頭
→野々俣谷源頭滑降後登り返し→尾根上1350m→沢状斜面→白弓スキー場
メンバー チーム子泣き爺(Taq、oba)(2名)
天 気 快晴

(写真の一部は、Taqさん提供のものを使用させていただきました。)

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■行動時間
07:30 白弓スキー場    09:50 尾根上1300m    11:55 1700m野々俣谷源頭    14:20 1350m下降点
14:55 白弓スキー場

リフト運転前の白弓スキー場のゲレンデ斜面をシール登高で出発。スキー場トップでは目の前の三方崩山が大迫力!スキー場トップから昨日のものと思われるトレースがあったのでそれをたどって登る。トレースの主は途中で登るのをやめて滑って降りたようで、後半はノントレースの急斜面を喘ぎながらラッセル登高。沢状斜面のかなり左手寄り1300m付近で稜線に出る。

スキー場トップに出ると三方崩山の向こうに別山が見える

喘ぎながら稜線まで急登


稜線から見るがおろピーク(右)、日照岳(左)

稜線から見る大迫力の白山東面

気持ちのよいブナ、ミズナラの疎林の尾根をのんびり登高。三方崩山の向こう側に白山の銀屏風が姿を現す。素晴らしい!

標高1700m野々俣谷源頭付近でちょうどお昼だったので登高中止。ポカポカと風もなく白山東面の全容を眺めながらの最高に贅沢なランチタイム。

静かなブナの林

野々俣谷源頭の素晴らしい斜面

休憩のあとは本日の目的、野々俣谷滑降。雪はまずまずのパウダー。しかしパウダーの下には固い氷の面があるようで時折ガリッという音がするのがいまいちだが、先週の憂さをはらして久しぶりの浮遊感に大満足!標高差200m程を1本滑っただけでもう満ち足りた気分で登り返して再び稜線へ。

稜線上1350m下降点からスキー場への沢状斜面に飛び込む。ここの雪はあまり期待していなかったが、これが幾分重めながらもパウダーじゃないか!全くノントレースの急斜面を2人で歓声を上げながらスキー場トップまでかっ飛ばす。最高!

スキー場トップでちょっと休憩後、ゲレンデの面白くもないガチガチ斜面をかっ飛ばして本日の山行無事終了。

野々俣谷を滑る(Taqさん)

野々俣谷を滑る(oba)


スキー場までの沢状斜面を滑る(Taqさん)

スキー場までの沢状斜面を滑る(oba)

ここは、この界隈では今やパウダーの穴場としてすっかり定着しているので、好天が約束された29日はさぞや多くのパーティーがいるのでは?と思っていましたが、1日誰にも会わず我々2人だけの貸切でした。今日みたいな条件のいい日にどうして誰も登ってこないのか?実に不思議です。

END