豪雪の伊吹山

滋賀、岐阜県境の伊吹山(1377.3m)は、関西からはすぐ近くで頂上からの豪快な滑りが楽しめる山ですが、最近の暖冬でここ数年まともにスキーができる程の雪が積もることがほとんど無かったのです。しかし今季の寒波はこのあたりにも驚くほどの雪をもたらしてくれました。実は、この連休の初日23日に奥美濃方面への遠征を計画していましたが、この猛烈寒波で高速が軒並みストップで仕方なく中止。代わりに25日伊吹山へ行って来ました。

山 名 伊吹山(1377.3m)
場 所 滋賀県、岐阜県県境
日 時 2005年12月25日(日)
コース 伊吹山3合目より伊吹山頂上往復、下山は駐車場までスキーで降りる
メンバー Taqさん、oba(チーム子泣き爺)(2名)
天 気 快晴

(写真の一部は、Taqさん、提供のものを使用させていただきました。)

12/25

■行動時間
08:30 3合目    10:25 頂上    11:50 6合目で大休止    12:20 3合目    13:30 駐車場


シール登高で頂上を目指す

雪の御殿の並ぶ頂上に到着

ゴンドラで3合目まで上がり準備をしてゲレンデ斜面を出発。朝のうちはガスっていたがそのうちに見る見る晴れ間が広がりドピーカン!それにしてもこんなに雪の多い伊吹山を見るのは何年ぶり?

3合目から2時間足らずのシール登高で登頂。頂上の避難小屋で休憩後、9合目からドロップ。

雪は重い湿雪だが一応パウダー。上部は若干ウインドクラスト気味。しかし悪雪が当たり前の伊吹山としては上々の雪。日に照らされて雪が悪くなりかけていたがそれほど滑りにくい雪ではなかった。

アッという間に6合目まで滑り降り、あまりにいいお天気なのでお茶を沸かして大休止。

9合目から急斜面にドロップ(Taqさん)

大斜面の豪快な滑降(Taqさん)

3合目ゲレンデから下の1合目、2合目ゲレンデはリフトも動いていなくて閉鎖中。一般スキーヤーはゴンドラで下山させられているようで、未圧雪斜面はほとんどシュプールが無い。こんなもったいない所を滑らない手はないので、もちろんいただき!

最後は林道を漕ぎながら駐車場までスキーで降りた。頂上からの滑降標高差はなんと約1100m!

今日の伊吹山は大当たり!!

大斜面を滑る(oba)

誰もいない2合目ゲレンデを滑る

伊吹山で標高差1000m以上滑ることができるなんて滅多にないことです。それにしても凄い雪の量です。1合目、2合目の未整備ゲレンデのリフトの支柱は2/3は埋まっていました。

END