2008/07/13 乗鞍スカイラインから乗鞍岳 |
夏の乗鞍岳というのはバスで登って少しの歩きで登頂できるお手軽3000m峰で、登山対象としては山スキーで積雪期に何回か登ったことがある以外は行ったことがなかったのです。しかし自転車で登る山としてサイクリストには人気の山と聞いていつか自転車で登ってみたいと思っていましたが、今回岐阜県側乗鞍スカイラインから登ろうという福井のYAMADAさんのお誘いに乗って行ってきました。
早朝平湯峠のゲートをスタート。これより畳平まで標高差1020m、ひたすら忍の一字の登りが始まる。傾斜がきつくなると道幅一杯に使ってのジグザグ走行。しかしたまにバスが追い越していく以外は全く車が通らないのでまさに自転車天国。 展望が開ける所に来るたびにしばし休憩。まあレースじゃないしのんびり行きましょう。YAMADAさんのパンクトラブルもあり、何度も休憩を入れ相当の時間を費やしたが、ノロノロ亀脚走行の苦闘の末ヘロヘロになってようやく畳平にゴールイン。 畳平で自転車をデポ、靴をスニーカーに履き替え剣ヶ峰を目指す。登山道はバスで訪れている団体ハイカーでいっぱい、いたる所で渋滞発生。長野県側の乗鞍大雪渓ではサマースキーを楽しむスキーヤーの姿が多く見られちょっぴり羨ましい。 肩の小屋からガレた登山道ひと登りで夏の乗鞍岳剣ヶ峰初登頂。雲が多くなってきて展望はもうひとつだが頂上からの景色をしばし楽しむ。下山途中肩の小屋で昼食休憩。やはり泡の出る麦ジュースがウ〜ンたまりません。 畳平から平湯峠までの自転車ダウンヒルはスピードが出すぎてかなり怖い。時々停まって休憩を入れないとブレーキ握りっぱなしで手が痛くなってくる。やはり下りは早い。あっという間に平湯峠ゲートに到着し苦闘のスカイラインヒルクライムと夏乗鞍岳登頂もあっけなく終了となった。 ここはいいです。夏でも涼しく、なんと言っても時々通るバス以外は車が全くいないというのが最高です。ここのサイクル登山は毎年夏には恒例行事にしたいくらいですね。次には長野県側のエコーラインにもチャンスがあればいつか挑戦してみたいです。
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