2008/11/02 高野山から野迫川村 |
絶好のサイクリング日和の今日は紅葉を求めて高野山から奈良県野迫川村へのハードロングツーリングです。集まったメンバーは、ブルベ600km完走者、王滝100kmMTBレース完走者等の健脚猛者揃い。ヨレヨレロートルの小生が果たして着いていけるのかどうか、かなり??ではありますが、まあなんとかなるだろうといういつもの乗りでとりあえず出発です。
今日は距離は約160kmぐらいですがほとんどが山岳コースのため時間はかなりかかりそう、ということで早朝夜明け前に集合、出発です。服装は、気温もかなり低くなり、長袖ジャージにタイツ、ウインドブレーカ着用という冬装備です。いつも通り紀ノ川南岸を走って、途中コンビニでお昼用の食料を調達、九度山から高野山へ登ります。今日の高野山道路は、紅葉シーズンの連休とあって朝早くから車の往来がすごく多くかなりうっとうしいです。 最初の関門高野山への登りはまずまずのペース。これより高野龍神スカイラインに入り一旦下ってから標高1100mを越える高度まで登り返すのですが、このあたりが本日序盤の山場です。健脚な人達はあっと言う間に先へ行ってしまい見えなくなってしまいますが、ここは慌てず騒がずのマイペースでの登りを心がけます。最高点のレストラン「鶴姫」でしばし休憩した後、少し先の林道桧股線の分岐で高野龍神スカイラインを離れ川原樋川沿いの林道弓手原線まで一気に降ります。 途中T渕さんが迷子になったり等もありましたがまもなく遭遇できてなにはともあれよかったよかった。全員揃ってからは所々で紅葉見物等しながら川原樋川沿いの道を快適走行、大股付近の日当たりのいい道端で座り込んで昼食休憩です。平の集落を過ぎてから進路を北に変え県道733号線を北上しますが、このあたりからがアップダウンが連続するかなり厳しい道です。上垣内の野迫川村中心部を過ぎると道はグングン高度を上げ標高1000m過ぎまで登ります。このあたり「雲海景勝地」の看板があちこちに見られ奥高野の果てしなく続く山並みの景色が素晴らしいですが、残念ながら近くの山々の紅葉の最盛期はもう少し先といったところなようです。 野迫川村のかなり北部までやってきて、左へ行けば高野山へ戻る県道53号線との三叉路を右に取り、長い下りの後小さな在所を抜けて今井辻の分岐で左折、県道733号線の急坂を登り紀和トンネルを通過すれば和歌山県の高野町に入ります。ここからは概ね下り基調の道ですが道が狭くて見通しの悪いカーブが多く、落ち葉でのスリップ注意であまりスピードは出せません。 先日行った富貴へ行く道が分かれる上筒香の分岐で左折、しばらく走ってR371に合流すれば後は何度も走った玉川峡沿いの道を九度山へ帰るだけです。途中小腹が空いたのでやどり温泉でちょっと補給休憩、温かいうどんがおいしいです。休憩の後はR371を九度山へ爆走、と言いたいところですが、かなり疲れて脚がもう限界に近く、健脚メンバー達は30km/hオーバーの爆走で先へ行ってしまい着いていくのが必死です。 それでもなんとか九度山に夕方4時半頃に戻ってくることができました。あまりに疲れたのでコンビニでまたもや休憩。この後あっと言う間に日没となり例によって真っ暗な紀ノ川南岸道を帰ることになりました。このコースはやはり走行距離の割にはアップダウンが連続する修行のような相当ハードなコースでした。でも健脚メンバーの皆さんに引っ張られてなんとか走破できました。御同行の皆様に感謝です。
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