2008/11/22 ツール・ド・小豆島

この連休初日はスーパーアンカーさんのお誘いに乗って、自転車天国として人気の高い小豆島への遠征です。和歌山から小豆島への日帰り往復はかなりの強行軍となりますが、小豆島はやはり苦労して遠路はるばる行くだけの価値は充分ある素晴らしい所でした。

11/22
■メンバー:スーパーアンカーさん、T渕さん、oba(3名)

■コース:
福田港〜大角鼻〜マルキン醤油記念館〜道の駅「小豆島ふるさと村」〜土渕海峡〜屋形崎
〜(小豆島スカイライン)〜寒霞渓〜福田港
(小豆島へは姫路港からフェリーで往復)

■天候 :晴れ
走行コースマップ[ by 轍(Wadachi) ]
サイクルコンピュータ
本日のデータ

Dst 90.5 km
Tm 5h 17m
Av 17.1 km/h
Max 47.1 km/h

未明から和歌山〜姫路へ車を飛ばし、姫路港から始発のフェリーで小豆島へ渡り、福田港から時計回りでツール・ド・小豆島のスタートです。お天気も最高、車も少ない海岸線の道は超快適!瀬戸内海の素晴らしい海岸風景を見ながらのサイクリングはまさに自転車天国そのものです。しかし平坦な道はほとんど無くアップダウンの連続するかなりのタフコースではあります。

途中、最近になって小豆島の名物になっている醤油ソフトクリームを食べにマルキン醤油記念館に立ち寄ります。その後小豆島最南端の釈迦ヶ鼻への激坂クライムへ行くつもりが、途中の分岐を間違えて神の浦へのショートカット道へ入ってしまい、釈迦ヶ鼻への激坂は次回のお楽しみとなりました。コースの中間点道の駅「小豆島ふるさと村」で昼食休憩の後、土渕海峡の世界一狭い海峡を見て、その先快適アップダウンロードを進んで屋形崎の分岐で右折、これより本日最大のハイライト寒霞渓への超激坂クライムの始まりです。

県道26号線をしばらく登って左折、小豆島スカイラインへ入って更に勾配が増します。ここまでもいい加減激坂ですが、銚子渓の茶店を過ぎるあたりからいっそう勾配が増し、もうほとんど自転車が止まってしまうくらいの超激坂の連続となります。おまけに野生の猿達が道端に現れ、猿に観察されながらフーフー汗流して登るというなんとも奇妙なサイクルクライムが体験できました。

今日は紅葉最盛期の連休とあってスカイラインを往来する車、観光バスがかなり多く、いつもは車も少なく快適らしいスカイラインもかなり登りにくいです。途中勾配の緩い所で脚休めの休憩を何度も入れながらヘロヘロになってなんとか超激坂を登り切り、ピークを過ぎて快適な下りでまもなく寒霞渓山頂に到着です。しかし山頂は何台もの観光バスや車で登ってきた観光客でごった返していてウヘェ〜。

ここはあまりの人の多さに嫌気がさしてさっさと降りることにします。後は少しの登り返しで福田港目指して一気のダウンヒルで思ったより早い時間に福田港まで帰還、本日のツール・ド・小豆島は無事終了となりました。

紅葉最盛期の小豆島はやはり観光客がものすごく多く、帰りのフェリーは超満員、座るところもない有様です。小豆島スカイラインも車の往来がすごく多かったですし今の時期はやはり避けた方がより快適な小豆島が楽しめたようです。でも寒霞渓への小豆島スカイライン以外は車も少なく快適な自転車天国であったことは違いなく、これからも何度も訪れたい所の一つになりました。

フェリーに自転車を乗せ小豆島へ向かいます

フェリーが小豆島へだんだんと近づいてきます


福田港をスタートしてしばらくで大阪城石垣石切丁場跡があります、
大阪城の石垣の石を切り出した跡地です

城ヶ島を見ながらR436を南下します


海岸沿いはどこも絵になる風景が続きます

青い空と綺麗な海、車もほとんど通らない自転車天国です


島内ではこんな無名の岩峰があちこちで見られます

県道248号で岬を南下すると風ノ子島が見えてきます


岬の南端の草藪の向こうに大角鼻灯台が見えます

紅葉の向こうに見える海岸風景が綺麗です(瀬戸付近)


このあたり、醤油製造会社が多くあり醤油の匂いが漂っています、
醤油樽モニュメントの前にて

小豆島の醤油作りの歴史的な資料が見られるマルキン醤油記念館です


食べかけでスンマヘン、名物醤油ソフトクリームです、
かすかに醤油の味がしてすごくおいしいですよ

神の浦から富士峠への登り坂を登ります



道の駅「小豆島ふるさと村」で昼食休憩

小豆島はオリーブの島でもあります、
島のあちこちにオリーブ並木道があります


世界一狭い海峡としてギネスブックに登録されている土渕海峡、
下を流れているのは川ではなく海なのです

屋形崎で右折、県道26号線を登ります


県道26号線から小豆島スカイラインに入り展望が開けた所から見る風景

出ました、勾配18%!!

これより本日最大のハイライトの超激坂が始まります


先行する健脚な人達はスイスイと行ってしまいますが・・・・

紅葉のトンネルの中の道ですが超激坂です


途中勾配が緩いところで何度も脚休めの休憩を入れます

超激坂を登り切りピークを過ぎれば絶景が広がります


寒霞渓山頂は観光バスや車が一杯でウヘェ〜

寒霞渓山頂から見る風景です


寒霞渓から少し登り返して後は一気の下りです

快適ダウンヒルの途中、展望が開けます


道路脇の紅葉が綺麗でした

福田港のフェリー乗り場まで帰ってきました


END



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