今日はかなりのハードコースなので朝6時に宿を出て、山間部ばかりのコースで途中食事できる所など有りそうもないのでコンビニで食料を調達してR42を走って出発です。 那智山への登りはそれほどきつくもなく割と快調に那智大滝前の飛龍神社前に到着。ここに自転車を置いて徒歩で熊野三山参りの最後熊野那智大社と青岸渡寺にお参りし那智大滝を見物します。ここはやはり南紀の一大観光地とあって朝早くから大勢の観光客で賑わい観光バスの往来もひっきりなしです。一応の観光お決まりコースを済ませたら次は今回のもうひとつの目的地古座川方面へ出発です。 県道43(那智勝浦古座川線)の分岐へ戻りあとは古座川へ向けて県道43をひたすら走ります。車はほとんど通りませんが、「セントレジャーゴルフ勝浦」まではかなりの激坂で、ゴルフ場を過ぎれば小さなアップダウンをいくつか繰り返しながら続く道ですが、途中に見える山々と棚田、点在する民家が織りなすのどかな風景にはほんとうに心が癒やされます。まさにこれぞ日本の田舎の原風景、と言うような風景がいくつも見られることに感動です。 色川を経て篭の集落を過ぎると道は車が1台やっと通れるくらいの幅になり路面もかなり荒れてきて、これがかなり長く古座川町との町界付近まで続きます。古座川町に入ると道幅も広くなり一気の下りで古座川支流小川に沿った快適ロードはまさに自転車天国、車が全く来ない道を快適に走ると小川の集落に到着、ここの近くの奇景「滝ノ拝」を見物です。 このあたりからは幾分観光の車も増えてきますがそれでも車は少なく実に快適な道が続きます。古座川本流と合流、せっかくなので古座川の名所「古座川の一枚岩」も見ていくことにします。ここはやはり名所とあって観光の車、ツーリングのオートバイが多く来ています。 古座川周辺の見所はまだまだあるのですがでそろそろ海に向かって下り駅に出ないと帰れなくなるので、古座川周辺散策はまたの機会にということで一番近い和深に出ることにします。和深への県道39の途中にちょっとした峠を越えるのですが、これが午後の暑い時間で疲れた体にかなりこたえます。 JR和深駅に来てみればこれが見事に何もない駅で飲み物の自販機もなく、次の列車まで1時間半以上待たないといけないので次のJR江住まで走ることにします。JR江住駅には自販機もあり冷たい飲み物にありつけて一息入れて自転車をバラして輪行袋に入れ次の列車を待ちます。 連休とあって特急列車はおそらく満員と思われるので時間がかかりますが各停で帰ることにします。しかしやっぱりかなりの時間がかかってしまって結局帰宅したのは21時を大きく回っていました。やっぱり南紀は遠いわ!さすがに疲れました。フゥ〜・・・・
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