2009/10/04 高野山〜野迫川村〜富貴 |
今日は一日快晴の予報です。となれば山岳ツーリングへ行かねばなるまい、というわけでまたまた高野山へ行くことにしますが、ただ高野山へ登って帰ってくるだけでは能がないので、ちょっと野迫川村の一部から富貴方面まで脚を伸ばしてみることにしました。
今日もFELT F1X号で出動、ブレーキが改良されてF1X号の出番もこれから多くなりそうです。紀美野町美里からR370経由で高野山への道は何度も走った道です。高野山へのメインロードR480高野山道路はいつもながら観光バスや車の往来が多くかなり不快な道です。今日はやはり何人ものローディーさんがいますねえ。みんな速い速い。ノロノロ亀脚走行の小生の横を「こんにちは〜」と声かけてアッという間に追い越していきます。 高野山の街中に1軒だけあるコンビニで昼食用の食料を調達して人と車で溢れた高野山には早々におさらば、奥の院の先の摩尼トンネル手前の分岐で野迫川村の標識を見て県道53に入ります。途端に車は全くいなくなり快適快適、やっぱりこうでなくちゃあね。天狗木峠までは勾配がキツイ所、緩い所を繰り返しながらの樹林の中の静かな登りです。天狗木峠で右折、途端に路面がきれいで広くなり展望が開け、思わずヒャッホーと歓声を上げたくなるような道が野迫川村高野辻まで続きます。高野辻にある展望所で昼食休憩としますが、ここは東側、西側両方向に展望が開け、東屋、トイレもあり休憩にはなかなかいいところです。 のんびり休憩した後は高野辻からの実に爽快な下りで今井辻を経て快走、中原橋でR168に出て程なく大塔阪本、しばらくの登りで出屋敷峠へ至る分岐に到着。ここで一息入れて出屋敷峠への本日の最後の大きな登りです。この道は展望はほとんどありませんが、車も全く来ることもなく静寂に包まれた雰囲気が本当に素晴らしい!出屋敷峠からは小さなアップダウンを繰り返し概ね下り基調で、山間に忽然と現れる大規模な集落富貴に到着です。富貴でいつもの中垣内商店で飲み物補給をした後は火打口まで標高差500mの爽快ダウンヒルですが、この下り道は路面も良く車も少なく快適そのもの、やっぱり今日はここまで脚を伸ばして正解でした。 火打口からは紀ノ川南岸道を橋本、九度山、かつらぎと経てまだけっこう長い道程が残っています。かなりバテ気味となってきましたが、疲れた脚に鞭打ち、最後は正面に見える夕日を眺めながら日没との競争となり、なんとかギリギリ日没前に自宅に帰還できました。
END |