蜂騒動、大又川西ノ谷 |
北山川に七色ダム上流で入る大又川西ノ谷は日帰りでけっこう遊べる谷ということで、9月の最後の日曜日に出かけました。
9/25 谷は大釜を持った滝や廊下、二つの50m大滝と沢登りの醍醐味を満喫でき、順調に最後の50m大滝までやって来た時はまだお昼前の早い時間だった。しかし山では何が起こるかわからない。最後の最後にこの日の最大のアクシデントが発生! 最後の50m滝を大きく巻きすぎたようで壁が立った中かなり上まで追いやられてしまい、かなり時間を食いこのままでは時間切れになってしまいそうだったので、仕方なく右岸稜線まで詰め上がり下山しようとしたところ、途中の岩稜帯で地中にあったオオスズメバチの巣を誰かが踏んでしまったよう。たちまちオオスズメバチの大群に襲撃され必至で逃げたが2人がかなり刺されてしまった。 蜂に刺されたところが腫れあがり激痛に耐えながらなんとか稜線まで這い上がり、踏み跡もない尾根を地図とコンパスを頼りに降りやっとのことで土場トンネルのかなり北のR169に降り立った時は、もうすっかり日も暮れた7時半頃だった。
スズメバチの襲撃はほんとうに恐ろしかった!こんな恐ろしい目にあったのは初めての経験です。オオスズメバチは日本に棲む最も危険な野生動物だ、と言われているのはほんとうのことです。考えようによってはマムシや熊よりも恐ろしいです。皆様もくれぐれもご用心を。 END |