8/15    ゴマ平から白川村馬狩へ

■行動時間
06:32 ゴマ平    07:55 シンノ谷    10:19 妙法山    11:35 もうせん平    12:30 野谷荘司山    14:26 馬狩

(写真の一部は、YAMADAさん提供のものを使用させていただきました。)


間名古ノ頭の向こうに白山主峰群を振り返る

妙法山のピークくがもうすぐだ


左手前方に見える白山北方稜線の山々

もうせん苔が生えるもうせん平

いよいよ三日目、かなり足も疲れているが気合いを入れて出発。今日はこの3日間では最高の好天。今日のコースは概ね樹林の少ない標高1700m前後のアップダウンが続く稜線コースなので暑さとの戦いになりそうだ。

薮の生い茂る急坂を下りシンノ谷に架かる鉄橋を渡る。これより念仏尾根へ登り返しあとはカンカン照りの稜線をいくつものピークを越えて妙法山へ。稜線は灌木が生えている程度なので日差しが暑くてたまらない。

妙法山から少し下ってダラダラと小さいアップダウンを経ると、食虫植物もうせん苔が生えているもうせん平の池塘に着く。ここで一息入れた後、またもやいくつものピークを越えて、もういいかげんイヤになった頃にやっと野谷荘司山に到着。もう暑さで頭はフラフラ、足はガクガク。

残った行動食を水で無理矢理腹に流し込み、これより赤頭山を経て鶴平新道を馬狩まで標高差1100mの激下りとなる。鶴平新道上部は露岩で荒れた急傾斜の痩せ尾根でスリップ注意、慎重に下る。

標高を下げると樹林帯に入り暑さはしのげるが、今度は単調な下りが延々と続きこれには参った。下りもこれだけ長いといいかげんイヤになる。少し歩いては高度計を見てあと高度差はどれだけか、と何度見たことか。もう足は限界に近くほとんど惰性で歩いているだけ、というヘロヘロ状態でやっと樹林帯を抜けたらポンと馬狩の大窪登山口に出た。

野谷荘司山から赤頭山を経て馬狩へ至る稜線

野谷荘司山から遙か遠くに白山主峰を望む


鶴平新道を延々と下る

野谷荘司山付近は崩壊が激しい

白山南北大縦走、これはやはり真夏に歩くのは少々シンドイです。もう少し季節をずらせばもっと楽に歩けたでしょうが、やはり真夏のこの時期、概ね標高2000m以下の稜線歩きは暑さとの戦いでした。しかし、この白山を巡る最長の縦走路を歩き通せたことで感慨無量です。

今回の山行は、YAMADAさん、TAKAGIさんの御協力なしには実現できませんでした。改めて御両名には心から感謝いたします。ありがとうございました。


END