舟ノ川湯ノ又から大峰主稜の明星ヶ岳へ至る長い尾根は、舟ノ川の険谷三ッ嵓谷、イブキ嵓谷等を登った際の下降路として使われているらしいので前から気になっていた尾根ですが、一度登ってみようと思い立って出かけてきました。
１０／１５ ■行動時間 06:40 湯ノ又 07:55 1079mP 08:30 1325mP 11:02 奥駈道 11:10～11:50 明星ヶ岳 14:08 湯ノ又
湯ノ又で七面谷、日裏谷の間の尾根に取り付くと割とはっきりした踏み跡が上に続いている。標高1000mを越えるあたりまでは植林帯で、1079mPを過ぎるあたりから自然林が現れるようになる。踏み跡が不明瞭になる所が所々あるが、テープ目印がしっかり付いていて、それを見落とさなければルートを誤るような所もほとんどない。 1400m付近、1650m付近の２カ所の岩場の巻きと、1750m付近の倒木帯の通過がポイント。でもテープ目印を見落とさなければ問題なし。 1500m付近で、三ッ嵓谷の方から水音が大きく聞こえるのでちょっと覗きに行ったら、そそり立つ壁から落ちる長瀑が遠望できた。どうやら三ッ嵓谷へ入っているパーティーがあったようで、大声でコールする声が遠くに響いていた。 このコースは、沢を登った際の下山路としては有効だろうが、概ね樹林に囲まれて展望はあまり望めないし、明星、八経の登山路として登ろうっていうのはよほどの物好きしかおらんでしょうね。ほとんど登る人がなくて廃道になってしまっているのも無理ない。でも、もっと悪い道かと思っていたけど、それほどでもなかった。 ＥＮＤ |
倒木の向こうに明星ヶ岳のピークが見える
あまり綺麗とは言えない明星ヶ岳頂上
