真夏の白山をぐるっと周回
このところチャリンコ遊びばかりやってますが、たまには山歩きもしなくてはと、お盆のお休みに真夏の白山をテント泊でぐるっと周回してきました。やっぱり白山は何度行ってもええ山です。
山 名 別山御舎利山、白山大汝峰、白山釈迦岳
場 所 石川県南部
日 時 2007年8月13日(月)〜8月14日(火)
コース 8/13  市ノ瀬〜チブリ尾根〜御舎利山〜油坂の頭〜南龍ヶ馬場(幕営)
8/14  南龍ヶ馬場〜室堂〜大汝峰〜七倉の辻〜白山釈迦岳〜市ノ瀬
メンバー oba(単独)
天 気 8/13 晴れ後曇り後晴れ(風強し)  、  8/14 曇り後晴れ

8/13  チブリ尾根、南縦走路を南龍ヶ馬場まで

■行動時間
05:55 市ノ瀬    09:02 チブリ尾根避難小屋    10:45 御舎利山    12:20 油阪の頭    13:30 南龍ヶ馬場

さすがお盆休みとあって市ノ瀬はすごい車と人。朝早くから続々とバスに乗り込み別当出合へ向かう人の群れを横目にチブリ尾根への道に一人入る。チブリ尾根下部は深い広葉樹林とブナ林が続き素晴らしい。

尾根の背に出た頃から風が強くなり、ガスも出てきて視界が悪くなってきてどうも予想外の悪天候の気配。高度を上げるほどに風は強くなり烈風という方がふさわしいようになってきて、霧雨が横殴りにたたきつけられる。

チブリの避難小屋に着いてとりあえず休憩。南龍ヶ馬場から下山してきたという人がいたので話を聞いて何とか行けそうなのでこの先も進むことにする。しかしこの予想外の悪天候にここで引き返す人も結構いたみたいだ。

烈風の中なんとか御舎利山に登り着いたが、ガスで何にも見えず風もひどいので別山は割愛、さっさと南縦走路から南龍ヶ馬場を目指す。

チブリ尾根下部は深い広葉樹林が続く

尾根の背に出れば別当出合方面が望める


霧雨が降り虹が出ていた

強風吹き荒れる中チブリ尾根避難小屋に着く


烈風の中なんとか御舎利山に登り着く

南縦走路に入り別山方面を振り返る


南縦走路の岐阜県側はガレた崖が多い

縦走路脇に咲くヤマハハコの花

縦走路に入ればこの道は去年も歩いた道。まだ風も強くゆっくりと休憩もできないので先を急ぐ。少々風が強いが天池で昼食休憩、行動食で腹を満たす。天池を過ぎた頃からやっと風もだいぶ収まり空も晴れてきた。遠くの山々もよく見えるようになり、荒々しい山肌の三方崩山がよく目立つ。縦走路脇の高山植物の花々はもう盛期を過ぎているがチラホラとは見受けられる。

やがて堂々とした白山主峰御前峰も姿を現し俄然雰囲気が良くなってくる。やっぱり夏山はこれでなくちゃね。展望を楽しみながら油坂ノ頭を越え、急坂を駆け下り赤谷の水場で一息入れて少々登れば南龍ヶ馬場の湿原に到着。このあと南龍のテン場でテント設営。かなり早い時間にテン場に着いてしまったのでお茶を沸かしたりビールを飲んだりしてのんびり過ごす。

道の脇にはシモツケソウも咲いていた

荒々しい山肌の三方崩山


やっと晴れてきた、白山御前峰が堂々とした姿を現す

岐阜県側の谷筋にはまだ残雪が


油阪の頭を越えれば南龍ヶ馬場が見える

南龍ヶ馬場の湿原を歩く


花の最盛期は既に過ぎていたがハクサンフウロはよく目立っていた

今宵の我が家、モンベルのモノポールシェルター


【 8/14  白山を越えて釈迦新道を市ノ瀬へ 】 に続く