やっぱり定番、日照岳

厳冬期パウダーの定番日照岳ですが、今季は寡雪のため行くチャンスが無いうちに3月になってしまい、こりゃあもう行くこともないかと思っていましたが、思わぬ3月寒波でこのあたりもかなり雪が降ったようなので、今季最後のパウダーチャンス?とYAMADAさんチームと出かけることになりました。
山 名 日照岳(1751.3m)
場 所 岐阜県北部(白山東方 白川村)
日 時 2007年3月18日(日)
コース 御母衣湖畔R156登山口→1160mP→1534mJP→日照岳頂上
下山は往路を戻り1300m付近から沢に入り国道脇へ
メンバー YAMADAさんしゅうさん、はまちゃん、Kimuraさん、Tachiさん、Osadaさん、Mr.Matu、oba(8名)
天 気 曇り時々雪

3/18

■行動時間
07:35 R156登山口    09:45 1534mJP    10:45〜12:00 日照岳頂上    13:18 R156登山口

先週末から今週の始めにかけてはかなり雪が降ったようだがここ数日はまとまった降雪はあまり無かったようで、雪質はあまり期待できないなあ、と思いながら国道脇の登山口を出発。しかし気温が低い日が続いていたためか登ってみるとけっこういい雪質で、南寄り斜面はモナカっぽいが北寄り斜面はパウダーだ。時折強風が吹き荒れ寒い寒い。山の雰囲気は全く2月の山の雰囲気であった。

いつ来ても気持ちのいいブナの疎林

1534JPを目指して急斜面を登る


雪のブロックで風を避けて頂上宴会

頂上から西方を望むもガスで白山は見えず

Mr.Matu、しゅうさん、Kimuraさんの強力3人組のハイペースに引っ張られ、ほとんど休憩らしい休憩もなく頂上まで3時間少々という新記録で日照岳登頂。頂上では先週F山岳会パーティーが残したと思われる雪のブロックがあったので、それで風を避けて毎度毎度の頂上宴会。

長い宴会の後はお待ちかねのスキー滑降。上部はウインドパックされたパウダー。1534mJPからのハイライト斜面は、南に寄るとやはりモナカっぽくなるのでパウダーっぽい斜面を選びながらの滑り。やはり雪が少なく少々ヤブっぽいが、まずまずの滑りを楽しみながら1300m付近から左寄りの沢状斜面に入り、パウダー、モナカのミックス斜面を滑ってそのまま国道脇へゴールイン。

日照岳頂上直下を滑る

少々ヤブっぽいが、御母衣湖を見下ろしちょっぴりパウダー

パウダー、モナカのミックス斜面を滑る

車の行き交う国道に降り立つ

まとまった降雪直後ではなかったのでウハウハパウダーとはいきませんでしたが、まずまずの雪でちょっぴりパウダーの感触は味わえました。極端な寡雪の今季ではこれ以上望むのは贅沢すぎます。やっぱり定番、日照岳、シーズンに一度は訪れたい所ですね。


END