ザラメ雪最高!三田原山 |
3月以降戻り寒波等もありましたがやはり暖冬寡雪の今シーズン、まだ4月の初旬というのに早くも山スキー終盤戦の雰囲気ですが、YAMADAさんチームの妙高三田原山へのお誘いに乗り、関西からの妙高方面日帰り遠征という、「なんと物好きな」と呆れられても仕方ないような山行に行ってきました。
4/7 ■行動時間 09:25 リフト終点 12:25 外輪山稜線 12:55〜14:05 三田原山 15:16 リフト終点 北陸道福井北ICで未明4時前に福井チームと合流、高速を飛ばして朝7時過ぎに妙高杉ノ原スキー場に着いてみればあたり一面草の原、あまりの雪の無さに唖然!しかもゴンドラの運転は8時半からということで仕方なく準備しつつダラダラと待つ。ゲレンデ最上部まで上がる三田原第3高速リフトは運転休止のため、ゴンドラ終点から第2高速リフトまで移動し、足馴らしでゲレンデ斜面を1本滑ったりしたため登高開始は9時をかなり回った時間となってしまった。
リフト終点からゲレンデ斜面をしばらく登り横へトラバース、谷を渉り、池ノ峰北方の台地から疎林の尾根を外輪山稜線目指してシール登高。ブナの疎林から針葉樹、岳樺の疎林へと変わる広大な斜面は帰りの滑りが楽しみだが、睡眠不足と最近の運動不足が堪えて体がかなり重く、喘ぎ喘ぎのヨレヨレ登高で先頭からかなり遅れてなんとか外輪山稜線へ登り着く。 外輪山稜線に出れば妙高山本峰と御対面。後は雪屁の張り出した稜線をたどってノロノロ亀脚登高。最後は太股まで攣ってくる始末で三田原山へは先頭から遅れること30分程でやっとのことで到着。いやあ今日は最近にないバテバテ登高であった。
真っ白に輝く火打山、焼山、金山、天狗原山と続く素晴らしい景観を楽しみ、恒例の長〜い昼食宴会の後は、稜線を戻り2300mP手前からほぼ登高ルートに沿って滑降開始。疎林の広大斜面上部は最高のフィルムクラスト、途中からは快適ザラメ雪の今季最高の雪に歓声が上がる。こんないいザラメ雪に出会うのも久しぶりのことだ。これではるばる関西から遠征してきた苦労も報われる。 下部は雪が無いのでこのまま林道まで下降するとスキー場まで戻るのに苦労しそうということで、標高1700mを切ったあたりから左手へトラバース気味に下降、ほぼ往路通りに谷を渉りしばらくでゲレンデ斜面に降り立ち、グサグサ腐り雪のゲレンデでしばらく遊んだ後ゴンドラで下山。途中から雲行きが怪しくなり雨が降ったり等もあったが、今季最高のザラメ雪に出会えた三田原山遠征も無事終了となった。
関西から妙高方面までの日帰り遠征とは我ながら呆れます。最近の週末毎の雨で山へ全然行ってなかった運動不足に睡眠不足が加わり、さすがに疲れました。しかし今日出会った最高のザラメ雪は、はるばる遠征した苦労が報われた最高の御褒美でした。 それにしてもこの雪の少なさは異常です。この時期で杉ノ原スキー場がこんなに雪が無いとは!こりゃあこの後いったい何処へ山スキーに行ったらいいのですかねえ。まだ4月初旬というのにもうシーズン終盤戦とはいくらなんでも早すぎますねえ。 END |