平湯尾根、金山岩から安房平へ |
平湯方面遠征2日目は、平湯温泉スキー場から金山岩へ登るコースです。こちらも最近あちこちで紹介され注目のコース。昨日のメンバーから3名が急用で帰り残った6名での挑戦となりました。
1/27 ■行動時間 08:25 スキー場リフト終点 12:22 金山岩頂上 12:35 頂上西2450m付近の平坦地 14:05 ワサビ谷 14:30 国道158号 15:00 アカンダナ駐車場
元気な人たちはどんどん先へ行ってしまい今日も亀足オヤジはマイペースの修行登高。ここから平湯尾根を登り金山岩を目指すが、この尾根は急登はそれほどないが狭く屈曲した痩せ尾根や小さなアップダウンが連続し、この尾根をまたスキーで戻るのはちょっと遠慮したい、と思うような尾根だ。 途中左後方に穂高方面の展望が開け、やがて右手方面に輝山、猫岳、昨日登った四ッ岳が見えてきて、素晴らしい景観に思わず見入ってしまう。 2400m付近で森林限界を超え、2450m頂上西の平坦地でスキー板と荷物をデポ、靴にアイゼンを装着し空身で頂上を目指す。クラスト斜面の快適なアイゼン登高しばらくで金山岩登頂。頂上に着いた頃はまだ展望があったがすぐに雲がわいてきて周りの山は見えなくなってしまった。 頂上での記念撮影の後は荷物のデポ地へ下降。軽く腹ごしらえした後ワサビ谷へ降りる中央尾根を目指す。 標高2400m付近から真北へ伸びる尾根に入るが、小さな谷や小尾根が入り組みかなり複雑な地形に、地図、コンパス、GPSで現在地を確認しつつ慎重に下降。 尾根上部はかなりの急傾斜で雪崩の危険もあるため慎重に行動。やがてなだらかな広い疎林の尾根が続くようになり快適なパウダーツリーランとなってくる。快適滑降でどんどん高度を下げると傾斜も緩みワサビ谷に降り立った。 ここからは漕がないと滑らないような緩斜面が続くが、下から登ってきているトレースがあったのでそれに沿って進む。安房平の林道に出てしばらくで雪の積もった国道158号に合流、ビンディングのヒールを解放してのバスカングでスキーを走らせ、最後に道路ショートカット斜面滑降のおまけ付きでアカンダナ駐車場にドンピシャリと出ることができた。
平湯温泉スキー場から金山岩への尾根はあまりスキー向きではないですが、ワサビ谷中央尾根から安房平へ降りるコースは、雪質に恵まれればかなり快適なパウダーツリーランが楽しめるコースでした。今日も比較的好天に恵まれ雪も上々、かなり満足度の高い山スキー行となりました。御同行の皆様には感謝です。 END |