シッタカ谷右岸尾根で激パウダー

三方崩山北1897m峰から北東方向に1直線に落ちるシッタカ谷の右岸尾根(弓ヶ洞谷との間の尾根)にパウダーを求めて、福井ブナの木の猛者連+大阪の若き超人に引っ張られて行ってきました。
場 所 シッタカ谷右岸尾根(岐阜県北部 白川村)
日 時 2008年3月1日(土)
コース R156保木脇〜シッタカ谷右岸尾根〜1402mP
下山は1250mから北へ伸びる小尾根〜シッタカ谷へのシュート〜シッタカ谷〜R156シッタカ橋
メンバー しゅうさん、宮さん、Kimuraさん、Matuやん、oba(5名)
天 気

3/1
■行動時間
08:17 R156保木脇休憩所   09:40 1078mジャンクション    10:55 1402mP    11:07〜12:25 休憩
14:50 シッタカ谷    15:22 R156シッタカ橋

前夜の夜半過ぎから雷を伴った猛烈な雪が降り出し朝までにけっこうな積雪があった模様。雪はいっこうに止まず視界も最悪、尾根上に乗れば風もけっこうあり相当な悪天候。今日も元気な若い衆のラッセルに助けられロートルはトボトボと付いていくのみ。

広い台地状の1402mPに登り着いたが、風が強く寒くてたまらないので東側斜面に逃げ込み風除けの穴を掘ったりしてしばし休憩。腹ごしらえ等してくつろいでしまうとこの悪天候の中更に上を目指す意欲はかなり薄れ、ここからパウダー斜面で遊びながら下ろう、ということで全員の意見が一致。

まず南の弓ヶ洞谷側の斜面を標高差200m程滑る。少々底付はあるが顔面スプレー連発の快感パウダーに思わず雄叫びが上がる。トラバース気味に登り返して登りのトレースに戻り、その後は疎林の尾根で視界が良くなるほんの瞬間を待っての激パウダー滑降。やはり北向き斜面の雪は最高!滅多に味わえないドライパウダーに寒さも忘れる。

1250mあたりで快適斜面を求めて北向きの小尾根に乗る。これが急傾斜の疎林で最高のパウダーに歓声が上がる。この後少々ビビリながら崖をトラバースしシッタカ谷へ降りていると思われるシュートへ飛び込む。もう激パウの連続で笑いが止まらぬ。

シッタカ谷下部の広い斜面を飛ばして右岸沿いに下降。1箇所行き詰まって対岸に渡るが、問題になる所も特に無しでR156シッタカ橋に降り着き本日のシッタカ谷右岸尾根激パウツリーランは無事終了となった。

GPSトラック(クリックで拡大表示)


尾根に取り付き杉林を登る

なかなか雰囲気の良い疎林の尾根になってくる


寒いので風除けの穴掘りに精を出す

激パウダーツリーラン!!


顔面スプレー連発!!

腰まで埋まるパウダーに驚喜!!


豪快にスプレーを巻き上げ疾走!!

概ね右岸沿いに下降するが、1箇所だけ右岸から左岸に渡る

悪天候のためピークまでは届かなかったが、最高のパウダーランが堪能できてもう何も言うことありません。このあたりはまだまだ隠れたパウダーゾーンがいっぱいありそうですから、また機会を見てぜひチャレンジしてみたいものです。

(カメラをジャケットの懐に入れていたのだが、降りしきる雪と懐の汗とでレンズが曇っていてぼけた写真ばかりになってしまい、あまり良い写真が撮れなかったのが残念!)


END