銀杏峯 志目木谷左俣
このところ家庭の諸事情で2週続けて山へ行けてなくいささか欲求不満気味です。今週は3週間ぶりにパウダーを求めてまたまた奥越方面へ出かけてみました。
場 所 銀杏峯(1440.7m) (福井県北部)
日 時 2010年2月7日(日)
コース 宝慶寺〜(名松尾根)〜前山(1150mP)〜銀杏峯〜(志目木谷左俣)〜水車小屋
メンバー YAMADAさんTakagiさん、K村さん、O塚さん、Yoさん、oba(6名) + Hさんチーム + Wさんチーム
天 気 曇り時々雪 後晴れ

2/7
行動時間
07:30 宝慶寺    09:36 前山(1150mP)    10:26 主稜線    10:43 銀杏峯頂上    10:58〜11:40 主稜線1395m付近にて昼食休憩
12:30 志目木谷二俣    13:10 水車小屋

今回は久しぶりの銀杏峯で、とりあえず宝慶寺前の名松尾根から登りますが、いつものメンバー以外、Hさんチーム2名、また登山口で偶然遭遇した金沢のWさんチーム2名が加わり総勢10名が相前後して出発です。断続的に雪が降り続き天候の回復がかなり遅れているようで、なかなか視界がよくなりません。主稜線に着いてもガスが晴れずGPSを頼りにとりあえず銀杏峯頂上まで行きますが、完全ホワイトアウトにあまりの烈風でこれはたまらん、と即退却、樹林帯に逃込みます。

休憩、腹ごしらえの後、さて下山ルートはどこがいいかと検討、積雪もけっこう安定しているようなので志目木谷左俣を滑ろうということに決定、準備をしてしばらく待つと、視界が徐々に晴れてきて今がチャンスと皆がドロップインです。行けども行けども続く広大斜面に皆が大歓声をあげての大乱舞、しかし10人が滑るとさすがの志目木谷もシュプールでズタズタの有様でした。

右俣との合流点からは概ね左岸沿いに下降が正解なようで、先行のWさん達は右岸沿いにトラバースしていましたがかなり苦労されていたようでした、お疲れ様です。右岸の下部林道に出てからも杉林の中の快適チョッカリで程なく車道の水車小屋のある所に飛出て、本日の山行もかなり早めの時間に無事終了です。

今日は志目木谷左俣滑降の1本だけでしたが内容は実に素晴しく、北陸の雪としてはこれ以上望みようがないような重めの極上パウダーの久しぶりに味わう快感にたっぷり酔いしれました。

GPSトラック(クリックで拡大表示)


雪で埋まった憩いの森を通過

名松尾根に取り付き急登開始


急斜面の苦しいラッセルで高度を上げます

名松尾根はその名の通り松の名木があちこちに、これは「仁王の松」


高度を上げると周りの木々が樹氷となってきました

もうすぐ主稜線、断続的に雪が降り続き視界が悪いです


視界の悪い中銀杏峯頂上到着
あまりの烈風にこりゃたまらんと即退却

高度を少し下げ風の当たらないところで昼食休憩


志目木谷左俣を覗き込みます、視界が徐々に良くなってきました
(Yoさん撮影)

今がチャンス、志目木谷左俣にドロップイン!


歓声を上げて皆が次々と谷中に落ちていきます

滑ってきた志目木谷左俣源頭の斜面を見上げます


どこまでも続く快適パウダー

今日は北陸の雪としては最上のパウダーです


快適パウダー滑降にもう大満足(Yoさん撮影)

素晴らしい雪に皆が歓声を上げてぶっ飛ばします


さすがの志目木谷も10人のシュプールでズタズタ

空がやっと晴れてきました、遥か下に大野盆地が見えます


END