2001/09/15 飽きもせずまたまた十津川支流K川本流 |
山釣りのシーズンもあとわずかで禁漁期となり終りを告げる。今シーズン最後の釣りに、飽きもせずにまたまたK川本流への釣行となった。 (メンバー:oba、TMの2名) 今日はK川本流の先々週に行った所よりはかなり下流部に入ることにして、いつもの林道に車を走らせ林道からの下降点の近くに前夜半過ぎに到着。仮眠後、朝5時に起きて準備、5時40分頃出発。 ここからは川まではそれほど高度差もなくすぐに川に着く。川はやはりかなり増水していてかなり濁りも入っている。これは大物の期待大だと早速竿を出して釣上がる。しばらく竿を振るが全然魚が出ない。おっかしいな〜、こんな水況で魚がいないわけはないのだが、と首を傾げながら釣上がり少し上流にある堰堤に到着。堰堤前の大プールでも毛鉤を落してもなんの反応も無し。こりゃ今日は毛鉤には日和が悪いのかな、坊主とちゃうか〜、まぁこういう日もあるさ、とりあえず腹ごしらえ。堰堤前の河原でお茶を沸かして朝食にする。
しばらくして我々も堰堤を越えて出発、すぐに件の西洋毛鉤釣師君に追いつき、聞くと彼も全然釣れていない様子。しばらく3人が追いつ追われつ釣上がっていたが、どうやらかの西洋毛鉤釣師君はガラの悪いテンカラ師にいつまでも付きまとわれるのはカナワンと思ったらしく、「私はこのまま竿を出さずにずっと上流までしばらく行ってその上を釣りますから。」と言い残して竿をたたんで上へ歩いて行った。 相変らず全然魚が出ない、いったい今日はどうなってるんや〜、いいかげん疲れてきて再度休憩。一息入れて気を取直して対岸の岩壁の下に毛鉤を打込むと水中にサッと黒い影が。反射的にあわせたらグッと手応え、キタ〜ッ・・・・と思わず大声を出して慎重に取込むと23cmの良形アマゴ。やっと出た魚に顔がほころぶ。すぐさまTM氏の毛鉤にも魚が出たが掛け損った様子。こりゃ魚が毛鉤に出だしたか?と勇んで釣上がる。
戻る途中、釣残しポイントを探りながら下っていったら20cmのアマゴを1尾追加。TM氏は18cmを1尾掛けたがリリース。下降点まで戻ってお昼過ぎに納竿。結局本日の釣果は23cm1尾、20cm1尾に終った。 今日みたいな日和にはやっぱり大錘りにミミズ仕掛で餌釣りだったら釣れたかもしれないが、まぁ釣るのだけが目的じゃないし、テンカラにこだわってやってきたんだからこんな日もあるさ。今シーズンも山の魚に遊ばせてもらって山釣りを楽しめたことに感謝。今シーズンの山釣りも今日で最後にしよう。また来年以降も変らずにネイティブな魚達と遊ぶことができるように、と祈りながら帰途についた。 |