千尋滝が圧巻!、ツキ谷 |
囲炉裏村の亀さんチームが7月に行った記録を見て以来興味を持っていたツキ谷。Teamきたろうに110歳コンビも加えてもらい、亀さんチームでついこの前ツキ谷に行ったばかりのなっちゃんも飛び入り参加での都合6名でワイワイガヤガヤ、行ってきました。
9/5 予報ではなにやら怪しげな天候になりそうであるが、朝、前泊地の下北山スポーツ公園を出発。池原貯水池沿いのR425を走りツキ谷出合に到着。雨は降っていないのでとりあえず出合の小屋の裏から入渓,、6時55分。しばらく歩くとすぐに圧巻千尋滝が現れ歓声をあげる。見えている部分は上段20m、下段50m、隠れているがこの上にも更に20mがあり、全体で90mになる堂々たる大滝だ。
滝見物の後右岸を巻き登る。この巻きの途中で、亀さんが落としたと思われるスリングを発見。巻きは、ザイルを出しての泥壁、岩壁の混ざったイヤらしい登り、更に落ち口へのこれまたイヤらしいトラバースで約2時間程かかった。 千尋滝の落ち口に降り立った頃に少しポツポツと雨があったが、すぐにやみ、その後は概ね曇り、時折青空も覗けるという予想外にいいお天気になる。 千尋滝の上流は見応えのある滝が連続。20m斜瀑は瀑流の左の際を登り、15m幅広直瀑は右手を小さく巻く。この後も同じような滝がいくつか続き、どれも大きな釜を持ち、もっと暑い時期だったら泳いで突破、と行きたいところだが、ちょっと寒そうなのでほとんどヘツリながら前進。
快適に進むが、頭上に送電線、吊り橋を見送ってからの長い河原歩にはちょっと気分がダレ気味。しかしお天気もまずまずで途中のんびりティータイムも楽しむ。 二つめの植林小屋を過ぎた所で遡行を打ち切り、左から入る小沢を詰めて926mピークに登り詰める。926mピークからは不明瞭な踏み跡を北西に進み、赤テープのある所で真西に延びる尾根に入りしばらく進むと、荷揚げ用モノレールの軌道が出てきたのでほぼそれに沿って下降、無事下の道路に降り立った。16時25分。
ツキ谷は、暑い時期だったらやはり積極的に泳ぎを楽しみたい谷ですね。今回は曇っていて寒そうだったので泳ぎはちょっと遠慮しました。(^^ゞ そして、千尋滝はやはり見応え充分。この巻きも相当渋い巻きでした。 下山ルートは、亀さんチームが苦労されたのを知っていたので、地図、コンパスで慎重に方向を見定め、ほぼ地図上にある道沿い降りることができました。亀さんのレポが大変参考になりました。感謝です。 帰り道で夕食に寄った吉野町の中華料理屋で地震に遭遇。なんとついさっきまでいた下北山村では震度5弱とかいう報道にビックリ! END |