北山峡田岡谷で沢納め
山の大先輩りんご畑のおじさんのお誘いで北山峡田岡谷に行ってきました。水量の少ない谷で、遡行するというよりは積極的に滝を登攀するというかなり登攀系の谷で、りんご畑さんの好リードで引っ張り上げてもらいました。さすがりんご畑さんの登攀力は凄いです。

山 域 (大峰南部)北山川水系北山峡田岡谷
場 所 三重県南西部の和歌山県飛地北山村
日 時 2005年11月13日(日)
コース 田岡谷出合→生山谷出合→植林小屋上の二俣→左俣谷→P1095m→西峰
下山は西峰より南東尾根を下りR169へ
メンバー りんご畑さん、oba(2名)
天 気 晴時々曇り


11/13

入渓すぐで現れる10m滝は左側を登るが、いきなり際どいバランスが要求される登りで一歩を出すのに心臓バクバク!この後も20m〜30mの滝がいくつも続き、ザイルがあるとはいえけっこう厳しい登りにかなり満腹気味。

滝を登攀しゴルジュの連瀑を越えていくと植林小屋跡があり、その上の二俣は左俣に入る。水量乏しくなり、チョックストン滝やほとんど水のない滝をいくつか越えて、谷を塞ぐ10m程の涸れ滝手前で遡行終了。右岸斜面から支尾根に這い上がり、そのまま支尾根を直登、稜線上西峰北東の1095mピークに出る。

稜線わずかで西峰のピーク。ここから稜線を南へ高度差70m程下って南東に伸びる尾根に入り、あとはR169に降り立つまではよく踏まれた快適な道。最後に小森トンネルの真上あたりで国道に降りる道を見落としてしまい、小森ダムの先の突端まで行き過ぎてまた戻ることになったのは御愛敬でした。

入渓すぐの10m滝、左側を登る

綺麗な30m滝、手が出ないので左岸を巻く

20m滝は右側を登る

ゴルジュの中に連瀑が続く

水も切れそろそろそろ遡行終了

稜線上の道を西峰へ

りんご畑さん、今日はどうもありがとうございました。もう水に濡れるのは寒いし、そろそろ雪の便りも聞かれる頃になったのでこれで私は今季の沢納めです。あとは早く近場で雪が降ってくれるのを祈り、またスキーシーズンを待つことにします。

END