夏の1日、本沢川で水と戯れる

この夏はどうも気候が変で、7月中は雨が多く気温の低い日が多かったのですが、やっと8月に入って梅雨も明けたようで夏らしい暑い日がやって来て、休みの日に家にいても暑くて鬱陶しいだけなので、水遊びをしに本沢川本流へ行ってきました。

【山 域】(台高)吉野川水系本沢川本流
【場 所】奈良県南部
【日 時】2003年 8月3日(日)
【コース】筏場→屏風滝→本沢川遡行→釜ノ公谷出合→9m滝
          下山は谷中を釜ノ公谷出合まで戻り、その後登山道を筏場に戻る
【参加者】亀さん、まるいさん、Taqさん、BAKUさん、oba (5名)
【天 気】晴時々曇り時々雨


(写真の一部は、Taqさん、BAKUさん提供のものを使用させていただきました。)

8/3
前日急遽決まった本沢川本流遡行。当日朝集合地の杉の湯を9時頃のかなりゆっくりした時間から出発。本沢川沿いの道を筏場まで車で入り、登山道をしばらく歩き五色湯跡あたりで入渓。屏風滝8mを見物後、一旦登山道に上がり屏風滝を越えたところで再び入渓。

あとは、水量はかなりあったがたいした悪場もなく、小滝、釜、渕が続き、夏の1日を水と戯れて遊ぶのにはほんとうに絶好の谷である。途中、泳ぎたい者は泳ぎ、濡れたくない者は巻き、暑くなったら水を浴びながらと、参加者各自思い思いに遡行していった。お天気は、最初は日が照って暑かったが、そのうち曇りだして時々小雨が降ったりと訳のわからん空模様。曇ってくると水に浸かるのも寒くなってきた。

大きな釜を従えた屏風滝8m

滝のシャワーを浴びて遊ぶBAKUさん

左岸側に白倉又谷、黒倉又谷、釜ノ公谷等の名だたる谷を分け、釜ノ公谷出合の上で一旦水流がなくなるが、しばらく行くと再び水が流れ出し谷が左に曲がった所に2段9m滝が出現。ここで亀さんは滝身の左壁を直登していった。このあと、まるいさんだけが練習の意味ということで壁をザイルを付けて登って行ったが、中年オッサントリオは「もう寒いし、この上はなんにもないしここらで戻ろう。」と日和見モード。ここで遡行打ち切りで戻ることにして、少し戻った雰囲気のいい場所で大休止。

大淵は泳いで進む

小滝と淵が続く

小滝の飛沫を浴びて登る

大岩が重なって滝となって出合う釜ノ公谷出合

谷をそのまま戻って釜ノ公谷出合で登山道に出て、後は登山道を筏場まで戻って、車の所で着替えていたらにわかに雲行きが怪しくなり突如大粒の雨。あわてて車に入ってそのまま五色湯に直行。温泉で汗を流してしばし歓談のあと杉の湯に戻り解散となった。

今日は、滝らしい滝は、屏風滝と最後の9m滝だけであったが、とにかく簡単に沢で水遊びするにはうってつけの谷で、1日楽しく遊べました。皆さんどうもありがとうございました。しかし、今日みたいなどっぷりと水に浸かる谷では、やっぱりデジカメが水に浸かってしまい途中でおかしくなってしまった。後日乾かしたらなんとか復活したようだが、やっぱり防水仕様のカメラでないとダメだと痛感。

亀さんの本沢川レポート(詳細遡行図付)はこちらです。

END