好天に恵まれ、木屋谷川快適遡行

お盆の頃から、沢の近所には行くものの河原で焚き火宴会ばかりしていて全然沢登りをしていなかったので、何処かへ歩きに行きたいと思っていたところ、沢雪山歩たこやき一家の総帥である沢のお局様からお声がかかり、久しぶりの沢遡行にお供で同行することになりました。天気予報ではなにやら怪しげな予報でしたが、2人の日頃の行いがよかったのか、予想に反して好天となり、快適な沢登りが楽しめました。
【山 域】(台高)櫛田川水系木屋谷川本谷
【場 所】三重県南西部
【日 時】2003年 8月31日(日)
【コース】木屋谷川林道の橋→木屋谷川遡行→国見山→明神平
          下山は奥山谷沿いの道→本谷沿いの道を林道駐車場所まで戻る
【参加者】たこやきさん、oba (2名)
【天 気】晴時々曇り


8/31


快適に小滝を超える

腰まで水に浸かり淵を通過

前夜、青田川発電所にて車中泊。朝、林道が大きく右にカーブしている所に架かる橋のたもとの入渓地点までたこやき車で移動して、準備をして7時過ぎ頃に遡行開始。すぐに後ろから沢登りの2人組が追いついてきたので先に行ってもらう。空を見上げれば、天気予報とは全然違って青空が広がって気持ちがいい。腰まで水に浸かっても全然苦にならず、小滝を超え、適当に水と戯れながら快適に谷中を遡行する。

12m直瀑前にて

両岸狭まった廊下を通過

ワサビ谷出合を過ぎたあたりからゴルジュ帯になるがたいした悪場もなく快適な遡行が続く。やがてこの谷核心部の12m直瀑下に到着。先行の2人組は右手草付をアンザイレンして登っているのが見えたが、滝上に出るトラバースがいやらしそう。我々はトラロープのかかった左泥壁を登るルートを選択。慎重を期してobaがザイルを引き途中の立木にランニングを取りながら登ったが、たいした苦労もなく滝上に降りられそうなテラスに出られた。後続のたこやきさんも簡単に登ってきて、こっちのルートの方が正解そう。

この上しばらくで両岸狭まった廊下になり、腰まで水に浸かりながら通過。奥山谷を左に分けしばらくで2段15m滝を快適に直登し、左から4段40mの滝となって出合う鉄砲谷を見ながら先へ進むと、やがて水量も少なくなり源流部の様相を呈してくる。このあたり、周囲はブナやミズナラの自然林が素晴らしい。

2段15m滝を快適に直登

自然林の中の気持ちのいい尾根を登る

詰めは、国見山に出られそうな枝谷に入り、急登に喘ぎながら国見山から北東に派生している枝尾根に乗り、潤い豊かな自然林の中をダラダラ登って行くとやがて台高主脈の縦走路に合し、すぐに国見山頂上に着いた。11時50分。ここで休憩、腹ごしらえ。休憩後、縦走路を南へ明神平まで行き、広々とした明神平でのんびりとコーヒータイム。明神平は、夏休み最後の日曜日にもかかわらず全く人影がなかった。


国見山頂上にて

明神平でコーヒーを飲みながらなごむ

下山は、天理大小屋横の小道を奥山谷に沿ってテープの目印を頼りに降りたが、本谷出合の少し手前と思われる所あたりでとうとう道を見失ってしまった。しかたなく谷に降り谷中を下降するとすぐに本谷に出合い、本谷をしばらく下降したら右手にテープの目印とロープが垂れ下がった所があったので、これは上に道があるという目印では?とロープをつかんで上に登ってみたらあっさりと道に出ることができた。そのまま道をたどり、15時30分頃に入渓地点の車の所に到着。

台高北部、飯高の豊潤な自然林の中を流れる木屋谷川は、適度に滝とゴルジュを配した素晴らしい谷でした。特に悪場というような所もなく、沢登り初心者でもよき同行者がいれば快適に遡行できる秀渓です。今日は、沢のお局様のお供という大任を仰せつかったのですが、下山路を探して少々ウロウロとはしましたが、何事もなく無事遂行することができまして何はともあれめでたしでした。たこやきさん、どうもありがとうございました。またお気軽にお声をかけてくださいませ。

たこやきさんの木屋谷川レポートはこちらです。


END