粉河中津川前鬼谷から桜池

今日は休みになってお天気も良かったので、うちの裏山へハイキングに行って来ました。粉河の中津川前鬼谷から山岳信仰の宿跡・経塚を訪ねての周回コースです。粉河のミカン山の間を縫って、途中、ほとんど人が歩いていないと思われる所では少々の藪こぎもあって、お天気も良くいい汗をかくことができました。
山 域 (和泉山脈)中津川前鬼谷、志野峠、松尾峠
場 所 和歌山県北部
日 時 2003年11月 8日(土)
コース 中津川→行者堂→熊野神社→アラレの宿→ゴミ焼却場→志野峠→桜池
メンバー oba (単独)
天 気 晴れ

11/8

自宅から車で少々、広域農道を粉河に入り、桜池の看板がある所の道路脇に車を止め歩きだす。08:40

ひっそりと建つ行者堂

前鬼谷の石碑が立つ

広域農道の車道を東へ歩いて、行者堂の看板が出ている所で左折。中津川の山村風景を見ながら上り坂の道を歩いて行くとやがて民家もなくなり、中津川の源流近くまで登って行くと、道の脇にひっそりと役行者ゆかりの行者堂が立っている。09:50

ちょっと寄ってお賽銭を上げて、更に道を登っていくと、「前鬼谷」と書かれた道標があった。前鬼谷といってもコンクリートで護岸され、水がチョロチョロ流れているだけの貧相な谷だが、ここがかつての葛城修験道のゆかりの地であることが忍ばれる。

深い森に包まれた熊野神社

薮の中に経塚を示す道標がある

すぐに地元の土産神である熊野神社。10:00  ここでしばし休憩。深い森に包まれ荘厳な雰囲気が漂う。ここから少し道を戻って分岐を西に入る。道は藪に覆われ、テープの目印を頼りに藪をこぎながらかすかな踏み跡をたどっていくと、かつてはジグザグに登る農道であったのでは?と思われる藪道になりそれを登り詰めると突然広い車道に飛び出す。車道を右へしばらくで三叉路になり、その分岐点に中津川経塚のアラレの宿跡があった。10:50

車道の三叉路にあるアラレの宿跡

雑木林の道を歩く

ここから左の分岐道に進み車道をしばらくで粉河市のゴミ焼却場。車道はここで行き止まりで、ここで更に西へ行きたいのだがどう行ったらいいのかわからなくなってしまう。仕方なく事務所の人に聞いてみようと事務所へ入って行く通路を通っていったら、建物の裏側に山道が通じていた。

後は、所々藪に覆われた所もあるが、雑木林に囲まれたはっきりとした山道をたどって行くと、軽自動車なら通れるくらいの林道になる。林道に出合う所の広場で大休止。お茶を沸かして腹ごしらえをする。11:30

休憩後、林道を下っていくと更に広い林道に合し、志野峠、経塚の碑が建つ松峠を経て南へテクテクと下っていくとミカン畑の間を縫う道になり、やがて桜池が見えてきて、池でバス釣りをしている人を見ながら池の周回道路から南へ行くと広域農道に出る。道路を左へしばらくで道路脇に停めた車が見えてきた。13:25

志野峠付近から見る風景

桜池が見えた

今日は、粉河のミカン山の山裾をグルッと一週するハイキングでしたが、車道ですれ違った車以外に途中出会った人は全く無くのんびり歩けました。たまにこういうほとんど知る人もないようなマイナーなコースを勝手気ままにブラブラ歩くのも、なかなかええもんです。

END