空が恨めしい・・・舟ノ川北谷
山スキーシーズンも白山を最後に終わってしまったし、そろそろ沢の季節なので何処かへ行きたいな〜、と思っていたら、キンゴさんが舟ノ川桶側谷へ行くというのでそれに乗せてもらうことにして前夜集合したのですがあいにくの雨。翌日も雨の予報なので桶側谷はまたの機会にということで、とりあえず半日でもいいから何処かで遊ぼう、ということで地図を見て適当に選んだのが北谷でした。

山 域 (大峰)十津川水系舟ノ川北谷
場 所 奈良県南部
日 時 2004年6月6日(日)
コース 橋→ミニゴルジュ→二俣→稜線の林道
下山は稜線の林道から南の尾根を下り舟ノ川林道へ
メンバー キンゴさん、KUROさん、Taqさん、あいかわさん、oba (5名)
天 気

6/6
前夜、猿谷ダムサイトの休憩所で宴会後泊。朝起きてみるとシトシト雨。今日はこの後本降りになるだろうと読んだ我々は、当初の桶側谷は諦めて北谷に転戦することに。車で舟ノ川林道に入り北谷に架かる橋の所から7時前に入渓。たこやき大姉御は体調不良ということで車でお留守番。

入口から薮っぽい谷で、先へ進むと両岸が立ちだすが小滝と小さな釜しか無く簡単に進むとやがて二俣。右から入る谷に5m滝がかかる。

薮っぽい北谷の入口

壁が立ちゴルジュ状になってくる

左俣谷を進み3〜5m程の小滝、斜瀑、ナメをいくつか越えて前進。どれも簡単に登れるものばかりで水量も少なく、L字に曲がった10m斜瀑を越えると奥の二俣になり、このあたりですっかり源流の雰囲気。廻りは人工林だし、雰囲気ももうひとつやな〜、と思いながら登って行くと、谷中を伐採後の倒木が埋め尽くすようになりとてもじゃないけど登っていられないので左の支尾根に逃げる。


二俣で一息入れる
そのまま尾根を稜線まで登り詰めたら広い林道に飛び出した。空はすっかり晴れ渡り夏空が広がる。暑〜い、いったいどないなってるんや〜このお天気は、とブツブツ言いながら林道を西へ行き、南に延びる尾根を適当に下山。少々の薮漕ぎで車を停めた林道の少し西に降り立った。時刻はまだ11時前であった。

舟ノ川北谷は、短くて薮や倒木も多くお世辞にも綺麗とは言えないし、今日みたいなことでもないと入ることもないような谷ですが、沢シーズン始めのとりあえずの足慣らしにはなりましたのでまあヨシですね。それにしても、雨の予報がすっかり晴れ渡り、空を見ながら何とも恨めしい気分ですごした1日でした。

END