白馬鑓ヶ岳 山スキー (雨で撤退)


5/15−16と、猿倉→白馬大雪渓→白馬岳→白馬三山縦走→白馬鑓温泉→小日向のコル→ 猿倉の周回コースを計画していましたが、雨のためあっさりと撤退してきました。

■99/05/15

□5/15 猿倉→小日向ノコル→長走沢→猿倉
□参加者 大場 、 TM


5/15朝、猿倉で聞く予報は、15日は曇、夕方から雨、16日は日中は雨というもので、これでは今日大雪渓を登っても、明日白馬鑓ヶ岳へのコースはまず無理なのでどうしようと相談。15日の日中は何とか持つだろうということなので、大雪渓はもう何回も行っているのでもういいやと止めて鑓温泉方面へコースの偵察へ行くことにする。

猿倉に20台ほどいた車の人が続々と出発していくのを見送っていると、真っ黒けの顔をして鳥打帽をかぶったオッサンがいて、見覚えのある顔だなあと思っていたら、倶楽部イェティの雨宮さんだった。そういえば5月中頃の白馬大雪渓が岳人に載っていたっけ。7、8人を連れて出発していった。

のんびりと一番最後に8時頃出発。途中金山沢の全貌が見渡せるところで写真を撮ったりしながら小日向のコルを目指す。10時少し過ぎに小日向のコル到着。コルに着く少し前からポツポツと雨が降りだしていたが、コルに着いた頃から本降りになってきた。

コルから鑓ヶ岳方面を見ると先行パーティーが15人ほど鑓温泉までの大斜面を登っているのが豆粒のように見える。先頭は既に鑓温泉付近に着いているようだった。雨はだんだん強く降るようになってきているので我々は、ここであっさり撤退することに決定。長走沢を滑って猿倉へ戻ることにする。

長走沢は上部は雨を含んだ重いザラメでマアマアだったが、下へ来るほどに土砂、砂利混じりのガタガタ斜面になってきて、とても快適な滑りとは言えない。砂利混じり斜面を無理矢理スキーを履いたまま降りたためスキーの滑走面がガタガタになってしまった。

猿倉へ戻る頃には雨はドシャ降りになってきた。戻ってみると車の数がずいぶんと減っていた。トイレ横の屋根のあるところで、着替えたり腹ごしらえをしたりしていると、何人もの人があきらめて戻ってきていた。大雪渓の上部、岩室付近まで行って戻ってきた人の話では、上は雪だったようだ。

この後、倉下の湯で温泉に浸かって、のんびりと帰阪。15日の内に自宅に帰ることができた。

雪解けはかなり速く進んでいるようで、この分では6月初め頃では白馬鑓方面はもう無理かもしれません。今シーズンの山スキーはこれで終りになりそうです。

END