大斜面を独り占め、白山東面

GWも後半になると、白山の石川県側登山口別当出合までの道路も開通しかなりの登山者が入るようになります。しかしこの時期、岐阜県側登山口大白川の林道は未だ通行止めで、こちら側から白山に登ろうという人はほとんどいなくて、スキーには絶好の斜面が目白押しの白山東面の山スキー記録も極めて少ないです。以前岳人に白山東尾根の紹介記事があったのを見て以来白山東面にはかなり興味を持っていましたが、金沢の早川さんの白山東面台地の記録、福井のYAMADAさんの昨年の白山東面集中山スキーの記録を参考に、今年やっと行くことができました。今回は同行予定者が皆都合が悪くなってこけてしまい単独での山行となりましたが、好天に恵まれての充実した山行に大満足でした。


【山 域】加賀白山(2702.2m)
【場 所】石川、岐阜県境
【日 時】2003年 5月 2日(金)〜2003年 5月 4日(日)
【コース】
 5/2 別当出合→室堂→御前峰  南西尾根滑降→登り返し→室堂(泊)
 5/3 室堂→御前峰→東面台地滑降→登り返し→転法輪谷滑降→登り返し→室堂(泊)
 5/4 室堂→大白水谷滑降→登り返し→室堂→万才谷滑降→別当出合
【参加者】oba (単独)
【天 気】5/2〜5/4 3日間とも快晴

ルート概要図はこちら

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5/2  別当出合から入山


■行動時間
06:20 別当出合    08:45 甚之助小屋    10:20 黒ボコ岩    11:05 室堂    12:30 御前峰
その後南西尾根滑降    登り返し    14:50 室堂(泊)


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屋根が出ているだけの甚之助小屋
[2003_GW_03.jpg]
雪に埋まった室堂。バックは別山
前夜、別当出合の駐車場に到着後車中泊、朝別当出合から砂防新道を登る。最近、軽装日帰りの山スキーばかりで、久しぶりの3日分の食料、自炊用具、ビール等が入ったザックはかなり重く、室堂までの標高差1200mの登りは結構苦しい。空は快晴、気温が高く暑くてたまらなくなり、とうとうアンダーシャツ1枚になってしまう。

雪は予想通りかなり多く、別当出合から少し登ったあたりから雪が切れなくなってきたのでシール登高に切替え、黒ボコ岩の急登でスキーを担いだ以外はシールで登った。甚之助小屋は屋根が出ているだけ、室堂もほとんど屋根まで積雪があり、今まで何度もGWに白山に来たことがあるが、今回が一番雪が多いように感じた。

室堂に荷物をデポしてとりあえず御前峰登頂。その後明日のコース偵察。東面台地には誰かが滑ったシュプールがあった。(あとで、同宿の姫路の山スキーヤーとわかった。)

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とりあえず御前峰登頂

遙か向こうに北アルプスの山々が
時間が余ったので、御前峰西の肩から南西尾根末端2271mまで滑って遊ぶ。雪は強い日差しにザラメが腐った雪であったが、全く人がいなくてのんびりと緩斜面を滑るのは気持ちいい。その後室堂まで登り返し宿泊手続き。しかし室堂の素泊まり\5,100というのは、ちょっといただけない。これでは、白山室堂は値段のわりにはサービスが日本一悪い、と言われても仕方がないのではないか。

今日は休日ではないので同宿者は6人のみ。時間がたっぷりあるのでお茶を沸かしたりしてのんびりと過ごす。1人姫路から来たという若い山スキーヤーがいたので山スキー談義に花が咲き、なんと今日東面台地を滑ってきたということなので色々と情報収集。


5/3  白山東面台地滑降、転法輪谷滑降 へ続く