和田山牧場跡までラッセル訓練

当初は猿ヶ馬場山の予定でしたが、週末の大雪の予報に恐れをなし、今まで何度も行って勝手知ったる野伏ヶ岳に行き先を変更。しかし、結果的にはこの行き先選択は大失敗でした。
山 域 野伏ヶ岳麓の和田山牧場跡
場 所 岐阜県中部(奥美濃)
日 時 2004年3月7日(日)
コース 石徹白白山中居神社→和田山牧場跡往復
メンバー KUROさん、POちゃん、oba、(3名)
天 気

3/7
前夜、白山中居神社駐車場に着いて車中泊。朝5時頃起きてみると、車が埋まりそうな程の雪が積もっている。この大雪の中、隣に車を止めたパーティーは未明から出発していった。雪はどんどん降り続き、一体どうなることかと思ったが、とりあえず我々も準備をして出発。6時50分。

林道をシール歩行。最初は先行パーティーのトレースがあったので楽勝で進んだが、すぐに先行パーティーに追いつき、そこからは一緒にラッセルに加わる。吹き溜まりではスキーを履いても股上まで埋まるラッセル地獄。先行パーティーはスキーとスノーシューの混成部隊であったが、スノーシューの人は腰上まで埋まっていた。

先行パーティーに追いつく

ラッセルの先頭で突進するKUROさん

先頭を交代しながらラッセルするが遅々として進まず、通常1時間少々で着くはずの和田山牧場跡まで、3時間以上経過してもまだ着かず。やっと前方が開けて和田山牧場跡に着いたときは10時過ぎであった。

和田山牧場跡に着く少し前に後ろから4人組が追いついてきたが、その先頭にいた人とお互いに顔を見合わせて「アッ!」とびっくり。なんと以前から知り合いのネット友達のよっC君ではないか。あれま〜、えらいところで会いましたね〜。いやほんま。

和田山牧場跡では強風が吹き荒れブリザード状態。たまらず林道を少し降りたところまで避難して休憩。この先もラッセルは続きダイレクト尾根に取り付く前に時間切れとなることは必至なので、これ以上進むのは馬鹿馬鹿しいだけとここで撤退に決定。休憩後林道を直滑降で滑って降り白山中居神社に戻る

和田山牧場までのラッセル訓練に行っただけで終わってしまった本日の山スキーもどきでした。

3月の野伏なら少々雪が降っても楽勝、となめてかかったのが、予想以上の大雪に思わぬしっぺ返しに会ってしまった。 ま、こういう事もあります。自然をなめては行けません。反省。

END