2012/08/25〜08/27 弥山から前鬼へ縦走 |
大峰奥駈道の核心部、弥山〜太古ノ辻は過去に部分的には歩いていますが全部通しでは未踏なのでチャンスがあれば歩いてみたいとかねてから思っていましたが、単独の場合登山口と下山口が全く離れているので交通手段をどうするかが大問題です。色々と考えて、近鉄「下市口」駅近くに車を置き「下市口」からバス等の公共交通機関を使うのがいい方法だと思いつき、この週末月曜日が仕事の都合で休みとなったのでこのチャンスしかないと弥山〜前鬼の縦走を決行しました。 山行自体は1泊2日コースですが、下山口の前鬼からバス停のある前鬼口まで約2時間半の車道歩きがありバスの便は1日2本しかなくて下山したその日に帰るのは不可能で、前鬼でもう1泊して翌朝の便のバスに乗って帰るしかないので2泊3日の行程となるわけです。 メインの2日目弥山から前鬼まで縦走の日は朝から小雨がシトシト降る天候でまたしても雨中の文字通りの奥駈修行となってしまいましたが、その夜は前鬼宿坊「小仲坊」に泊まり御住職の五鬼助義之氏と二人だけで酒を飲みながらの四方山話に花が咲き、貴重なお話を色々と聞かせていただけ大変有意義な一晩を過すことができ、改めて大峰の山の魅力を再認識できたいつまでも記憶に残りそうな山行でした。 |