2011 ニセコBC |
2/5〜2/9の日程で念願の北海道ニセコ周辺BC(バックカントリー)に遠征してきました。
今回の遠征でお世話になった宿舎は「駅の宿ひらふ」です。JR函館本線比羅夫駅の駅舎がそのまんま宿舎になっているというユニークな宿で、スキー場等へ出かけるには車がないと少々不便ですが、手作りの木のぬくもりとレトロな雰囲気、リーズナブルな宿泊料ですごくいい宿でした。
2/6 ゲート外を含むゲレンデスキー 今日はニセコマウンテンリゾートグランヒラフスキー場を中心にゲレンデで足慣らし。ヒラフスキー場の花園ゲートが開いたのでゲート外へ出てみたのですが、固い雪面で難儀、我慢の滑りを強いられます。午後はニセコアンヌプリ国際スキー場へ移動。ガリガリ斜面で全然楽しくないので早めの時間に切り上げ、湯本温泉で温泉を楽しみ宿に引き上げました。天気予報では今夜から降雪があるということなので明日に期待です。
2/7 チセヌプリ、ニトヌプリ 昨夜から若干の降雪有り。期待に胸膨らませチセヌプリスキー場へ行き4時間券のリフト券を買いゲレンデへ。チセのスキー場は決められたコースは有って無いようなもので、ゲートなんて無粋なものは無く、林間だろうとどこだろうと滑りたい放題です。ゲレンデサイド林間コースは意外と新雪が多くプチパウダーが楽しめました。午後からは強風でリフト運転休止のためニトヌプリ方面へ移動。 ニトヌプリ南西面を標高870m台地付近までシール登高。やはり山は新雪が多く、870m台地より南面を滑ってスプレーを巻き上げる激パウダーに感激。余勢を駆って降り立った沢の対岸の斜面を少し登ってもう1本、これが本日の最高の1本となりはるばる北海道までやってきた苦労が報われた思いでした。帰りに五色温泉に寄り宿に帰りましたが、今日は1日ずっと雪が降ったり止んだりで明日もパウダーの期待大です。
2/8 羊蹄山BC 今日は羊蹄山(蝦夷富士)の神社の沢コースでデルタ大斜面まで登りパウダーを頂こうという計画で出発。真狩の道路除雪終了地点からシール登高で羊蹄山の静寂の森に入っていきます。長いアプローチから高度を上げていくと風が強くなり視界もかなり悪化、断続的に雪が降り続き、デルタ大斜面の一角に登り着いた標高1010m付近で強風と視界不良で登高中止とし、大木の根の窪みで風を避け簡単に腹ごしらえを済ませ、とりあえず大斜面を1本滑ります。 雪はパウダーが風でパックされており視界が悪いのであまり快適とは言えません。おまけに今回持って行った新しいゴーグルが全く不調でやむなくサングラスに換えて滑らなければならない始末。気を取り直してもう1本滑るために大斜面の端を登り返して風を避けられる所で視界がよくなるのを待ちます。そしてデルタ大斜面から樹林帯へとドライパウダー斜面の感動の大滑降へGO!!やはり羊蹄山の大斜面はスケールが違います。先週からの高めの気温でいかにニセコといえどもパウダーはもう望めないかと思っていましたが、昨日、今日とこれだけのパウダーを味わえるなんてさすが北海道、本当に報われました。ニセコの山の神様にはほんとうに大感謝の気持ちでいっぱいです。
2/9 チセヌプリ 今日は朝から青空でこの5日間で一番の好天です。午後からは帰らなければならないので、リフト券を4回分だけ買って午前だけチセヌプリスキー場のゲレンデサイドで遊ぶことにしますが、チセのゲレンデサイドは昨日までの雪がまだまだいい状態で一杯残っていて残りパウダーを一杯頂くことができました。11時頃の早めの時間にスキーを切り上げ荷物を片付け、好天で頂上までくっきり見えるニセコの山々を眺めながら早めの帰路に着きました。ニセコの山々よ、いっぱいの感動をありがとう!!
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