滋賀県の最高峰伊吹山(1377.3m)は、雪が積れば関西から近場で頂上から豪快な滑降が楽しめる山なのですが、いかんせん最近の暖冬傾向でまともにスキーができるほど雪が積ることが滅多になくなってしまっているのです。また古くからあった伊吹山スキー場も何年か前から閉鎖されていて、伊吹山の山スキーも最近は全く足が遠のいていました。しかし今冬の大雪はこの界隈にかなりの積雪をもたらし伊吹山も久しぶりのいいコンディションなようです。今の内に行っておかないとすぐに雪が無くなりそうなのでこの週末日曜日に行ってみることにしました。
場 所 |
伊吹山(1377.3m)(滋賀、岐阜県境) |
日 時 |
2011年2月20日(日) |
コース |
伊吹登山口〜旧ゲレンデ1合目〜3合目〜正面ルンゼ〜伊吹山頂上、下山は往路を戻る
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メンバー |
BAKUさん、Taqさん、りんご畑のおじさん、oba(4名)
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天 気 |
晴れ時々曇り |
2/20
今日は体調不良で長いこと山スキーから遠ざかっていたTaqさんが久しぶりに参加、関西沢登り界の重鎮「りんご畑のおじさん」ことT野さんも加わり年寄オヤジばかりの4人組ですが、T野さんは道具の不調で3合目でリタイヤ、3合目から上は3名で行くことになりました。ひと頃からはかなり雪も減ったようで登山口から1合目の間の登山道は雪もなくぬかるみ道歩きを余儀なくされ、また百名山とあって登山者が凄く多く、1合目から上の登高路は足跡の穴ボコだらけでスキーでのシール登高はかなり歩きにくいですが、なるべく足跡の少ない斜面を選んで登ることにします。
9合目直下正面ルンゼの最後の急斜面は足跡だらけでシール登高では歩きにくいだけなのでやむを得ずスキーを担いで登りましたが、ゆっくりペースで3名とも無事登頂、頂上では白山、乗鞍、御岳、北アルプスの山々の大展望が出迎えてくれました。避難小屋でのんびり休憩した後は、足跡だらけの正面ルンゼは避けかなり西寄りの肩より広がる大斜面を滑り降りますが、朝のうちは固かった雪が滑る頃には丁度いい具合に緩み、伊吹山の雪としては最上質のナイスなザラメ雪で歓声を上げながらの1合目までの標高差960mの大滑降には大満足です。
今日はお天気にも恵まれ、また悪雪が常の伊吹山としては最上の雪にも恵まれ久しぶりの伊吹山を十分堪能できた1日でした。
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1合目から旧ゲレンデの斜面をシール登高 |
3合目の旧伊吹高原ホテルも完全閉鎖になっています |
3合目まで登れば目の前に伊吹山の頂上までの大斜面が現れます |
9合目直下の急斜面ではスキーを担ぎます |
もうすぐ9合目の鞍部、急斜面をキックステップで慎重に登ります |
頂上付近まで来ると反対側の山々の大展望が広がります |
遠く白山の真っ白な山並みがよく見えます |
伊吹山頂上の日本武尊像前にて |
少し遅れてTaqさんも無事登頂 |
BAKUさんのブルーモリスのスーパーファット板に注目! |
琵琶湖まで見える絶景を見下ろしながらの大滑降にGO! |
ナイスザラメの快適な滑りに歓声が上がります |
6号目までの大斜面を一気に大滑降 |
END
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